2012年11月03日

中国語スクールでは

中国語スクールでは“ネイティブが教える”を売りにしている所も少なくありませんが先生が「これは二声です。これは三声です。だから発音はこうなります」なんて説明を聞いて、素人がそのまま全く同じに発音出来たら天才ではないでしょうか。
中国語には日本語にも英語にもない難しい発音がたくさんあります。

例えば、「雨(Yu)」。
この発音は日本語で言うところの「ユ」でもなければ「イ」でもありません。
正しい発音で「雨(Yu)だよ」と言われて、「ああそうですか」とそのまま発音出来る日本人はまずいません。
日本語では表現できない言葉、日本人が出したことがないような発音(音)なのです。

多くの日本人が普段何気なくこの発音を耳にしたとしても工事現場で聞く音と同じ意味を持たないノイズ(雑音)としてしか捉えることができないのです。
しかし、そんなこともお構いなしに語学教室のネイティブスピーカーは「これは雨(Yu)です、雨(Yu)。」「もう一度、発音してください。雨(Yu)、雨(Yu)……」など、できるまでしつこくやれと言ってきます。

発音している当の本人は日本語にはない音をはじめて声に出しているため、ハッキリとした違いを知ることができず、結局、何十回、何百回と同じことを繰り返す羽目になるのです。
気がつけば「雨(Yu)」という発音だけに、一年も二年も使っていたという話はめずらしくも何ともありません。

私の知る限りでは、中国語教室に通っているほとんどの日本人がこのような経験をしていると言っても過言ではないのです。
だからこそ、最も効果的に中国語を身につけられると言われている語学教室でさえも、数年という時間がかかってしまうのです。
そんな現場を私はたくさん見てきました。
posted by 中国語入門 at 06:02 | 北京 🌁 | ファンキー末吉の中国語講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする